2020年版!渓流トラウトルアー完全ガイド。おすすめや新作を紹介!
おすすめのルアーや新製品、釣れるカラーなどを紹介・解説!
渓流釣り歴20年以上、渓流ベイトフィネス歴5年以上の釣りキチが、
初心者も必見!!渓流トラウトルアーについて完全解説!!
この記事では、
- 渓流ベイトフィネスで実績多数のおすすめ愛用ルアー(ミノー・スピナー・スプーン)
- 2020年版の渓流トラウトルアーの最新情報。
- ルアーの選び方、使い分け、釣れるカラー、カラーの使い分けについて
について紹介・解説しています。
渓流トラウトルアー(ミノー)で一番重視するべき点は?
最初に結論的なことを書いておきますと、
渓流釣りで最も使う機会の多いのがミノーになると思います。
そのミノーを選ぶにあたり、一番必要なのは、
アップストリームでの安定性!!です。
対岸に投げて巻く、ダウンクロスやアップクロス、
上流に立って、下流に投げて巻くダウンストリームの釣りでは、
カラーや重さによる向き不向きはあるものの、
特定のメーカーのコレがすごい!!ってのは無いと思ってます。
アップストリームでトゥイッチした際に立ち上がりの早い、
反応がいい、ヘビーシンキングミノーが一番汎用性が効きます。
ですので、なにか気になるミノーがあった場合は、
そのシリーズのヘビーシンキングミノーをアップストリームで使ってみることをおすすめします。
一番使い心地を判断しやすいのではないかなあと思います^^
細かいことは各項目で↓↓
おすすめの渓流トラウトルアー5選!!(愛用品)
毎回持ち歩いている、実績多数の信頼度MAXの渓流トラウトルアー(ミノー)を紹介!
スミス smith D-コンパクト38
おすすめ度NO.1。
最も釣果の高いミノー。
- ヘビーシンキングミノー
- 38mm
- 2.5g
- タングステンウェイト
- 1600 円
Dコンパクトの特徴は立ち上がりが早いのでアップストリームで使いやすい。
トゥイッチのアクションが小ぶりの割に大きく、早く沈み、深場でも浅瀬でも対応できること。
石裏等にピンポイントで投げても初動のワンアクションで喰いついてくれたりします。
小ぶりなので活性がそれほど高くなくても喰いついてくれます。
基本的にアップストリーム、クロスやアップクロスで使ってます。
深場となると重さの問題なのでDコンパクト45を使います。
基本的には38メインで使用。
愛用しているのはオールラウンドで使えるヤマメレーザー、チャートバックヤマメのみですが、
てな感じで使い分けるのもおすすめです。
DUO(デュオ)スピアヘッド RYUKI(リュウキ)シリーズ
リュウキ38S
スペック:
- 38mm
- 2.8g
- シンキング
- 1100円
リュウキ50S 匠 -TAKUMI-
スペック:
- 50mm
- 4g
- シンキング
- 1100円
おすすめ度NO2.はリュウキシリーズ。
38Sと50S匠は新製品です。
何と言ってもコスパ最強。
今まではリュウキ45Sがド定番でしたが、
リュウキ38Sと50S匠が新発売した事でこの二つを使い分けていくのが筆者の中では定番になりつつあります。
どれもバランスの取れた良ミノー。
基本的にアップストリームで上流に投げて流れに乗せてトゥイッチするか、対岸からクロスさせて泳がせる感じで使ってます。
使用感の比較として、
DコンパクトやDコンタクトよりはレンジ浅めで、トゥイッチの反応も少し落ちますが、釣れる地合いではそこまで気にならない感じではあります。
深場がありそこに魚が溜まっているような状況では50Sでも釣りづらいので、
ヘビーシンキングミノーや重めのスピナー、Dコンタクト等と合わせて使っています。
スミス smith D-インサイト 53
スミスのDインサイト。
深場やここぞと言う時の大物専用。
スペック:
- 53mm
- 5g
- ヘビーシンキング
- 1600円
基本的にはミノーはリュウキシリーズとDコンパクトだけです。
少々お高めなので深場のシチュエーション、肝心な時にしか使いません。
Dコンパクト等を流してみても釣れないがどう考えてもこの深場には居るだろう、という大事な時に使用。
トゥイッチすると反則的な平打のフラッシングをするので、居たら喰わない訳が無い。そんなミノーです。
新製品のDコークスが今後、Dインサイトに替わるミノーとしても使えそうです。
スミス AR-FSミノー 45S
廃盤?在庫限りのおすすめ渓流トラウトミノー。
フラットサイドシンキングミノーというDインサイトとDコンパクトの良性能を併せもったようなミノー。
アピール力がすごく高い!!
トゥイッチでそこそこ沈み使いやすいです。
どのように流しても、ぷりぷりと動きつつも安定性がいいです。
チャートレーザーとアカキンの2つを使ってます。Dコンパクトやリュウキでバラしたりチェイスがあったが喰わなかった場合にカラーチェンジとして使ってます。
おすすめはチャートレーザー。
このミノーの代わりとして現在ちょいちょいDコンタクト2を使っています。
2020年おすすめの渓流トラウトルアー新作・新製品
ダイワ ドクターミノー2 (42S・50S)
スペック:
- 42S(3.0g)45S(3.5g)
- 780円
期待度NO.1。安い!!
2019年末に発売した新製品。
個人的にはドクターミノーというと、動きはいいけど、ぜんぜん釣れないミノーというイメージ。。
しかし!それが改良されてシンキングタイプも発売されました!!
この記事で紹介してるミノーとの比較では、レンジはリュウキ匠より浅く、リュウキ45s(4g)と同じか少し浅いくらいな感じで、
動きの良さはDコンパクト>ドクターミノー2>リュウキな感じで思いのほか、良いです。
※20年9月:半信半疑でしたがちゃんと32cmイワナつれました(ヨカッタ。。
ダイワ シルバークリークスピナー (3.0g 4.0g 6.0g)
スペック:
- 3g、4g、6gの3種。
- 2020年に金・銀・銅色も新発売。
- 500円。
スミスの名作、AR-S とほぼ同じようなデザインだが、とにかく安い!!
これで釣果も良いと・・・スミス製品から浮気しそうになってしまうが、
やはり、着水した瞬間からブレード回転するわけではないのである程度の距離が必要だったので、
買うなら小型の3gがおすすめ。アップストリームだとAR-sのようには使えない。
スミス Dコークス (51・65)
スペック:
- 51mm(4.6g)1700円、65mm(8.4g)1800円。
- ヘビーシンキング。
- タングステン重心移動機構内蔵。
スミスの新作ミノー。少々お高めだが、かゆいとろこに手が届きそうな一品。
スッ深場まで沈み、アクションをかけると揺らぎながらフォールする。止水や狭い深場の攻略に大活躍間違いなしのミノー。
渓流トラウトルアーの選び方
渓流トラウトルアーは、各メーカーから物凄い商品数がラインナップされています。
これから始めたい人は何を選べばいいのか、
人によっておすすめしているルアーが全然違う…等あると思います。
渓流釣り(ネイティブ)か管理釣り場(エリア)か
筆者の場合、放流がされていない源流や里川〜放流されている渓流で釣りをしています。
いわゆるネイティブです。
まずは渓流釣り(ネイティブ)と管理釣り場(エリア)か。
どちらで釣りをするかでタックルもルアーも変わってくるので注意!
初心者にはヘビーシンキング(ファストシンキング)のミノーがおすすめ。
人によって使用している渓流トラウトルアーは全然違うので正直迷うと思いますが、
選び方や、シーンによる使い分けは大体同じかと思います。
一般的には、
- シンキング、ヘビーシンキングといったタイプのミノーが主流。
- 川の流れに逆らう方向(アップストリーム)にルアーをキャストして釣り上がっていく。
- 流れの中でも安定してトゥイッチでアクションするミノーをメインルアーとする。
です。
各メーカーから物凄い商品数がラインナップされていますが、
渓流釣りで使うのであれば、初心者の方はとりあえず、
ヘビーシンキング(ファストシンキングとも言う)かシンキングタイプのミノーを買ってみると良いでしょう。
(ヤマメカラーやアユカラーなどのナチュラルカラーがスタンダードでオールラウンダーなので一つは持っておきたいです。)
ヘビーシンキングタイプ・シンキングタイプのミノーであれば深場、浅瀬の両方に対応でき、
特にヘビーシンキングタイプは流れに負けずに早く沈めることができます。
流れが緩い場合もトゥイッチしてアクションさせることで魚を誘い出すことができます。
メインルアーを見つけよう
渓流ルアーフィッシング、特に渓流ベイトフィネスでは手返しよくポイントを攻めていく釣りです。
メインルアーとなるお気に入りの渓流トラウトルアー(ミノー)が1つあると釣り方や、メインルアー攻めきれないポイントがわかって来ます。
手返しよく何回もキャストし、使い潰すくらいの感じで使うので、
- 価格が安い
- 入手しやすい
- 軽い(2.5−3g台)
をチョイスする事をオススメします。
5g以上のミノーをメインルアーとすると重く疲れます。
メインルアーにおすすめの渓流トラウトルアーまとめ
各メーカーから販売されている渓流トラウトルアーの中でも
メインルアーとしておすすめのヘビーシンキング(ファストシンキング)、シンキングタイプをまとめてみました。
- スミス Dコンパクト(ヘビーシンキング) (公式サイト)
- スミス Dコンタクト (ヘビーシンキング)(公式サイト)
-
新作ダイワ ドクターミノー2 (シンキング)(公式サイト)
- ダイワ ワイズミノー (ファストシンキング)(公式サイト)
- 新作DUOスピアヘッド リュウキ38S 45S 50S匠(シンキング)(公式サイト)
- アムズデザイン(ima) issen 45S(シンキング) (公式サイト)
- TIEMCO LURES シュマリ48S(シンキング) (公式サイト)
渓流トラウトルアーのおすすめカラーと使い分け方
活性が高い場合は基本、どんな色でも喰いついて来ますが、
活性が低いとき、天候や時期によって釣り易いカラーがあります。
また、バラしてしまった時やチェイスするけど喰って来ない、、
そんな時はカラーを変えることで喰ってくれたりします。
基本は、
- ナチュラルカラー(ヤマメカラー、アユカラー、ワカサギ等)は普段用。
- 夏場や草木が生い茂って居る時期は同調色の緑系のチャートカラー。
- 雨や川の濁りがある場合はゴールド・赤系。
- 8月〜秋口はブラック系、オレンジ、茶系。
- 活性が低い時はレーザー、ホログラム系の反射が強いもの
といった感じです。
餌としてる虫や魚の色であれば食い付く可能性は高いです。
(アユがいない、サケの稚魚がいない、ワカサギがいない川ではヤマメカラーが無難です。青系は地域によっては釣れない等あるみたいです。)
筆者の場合、メインルアーをナチュラルカラーにして深場やシーンで使い分けて居るルアーをチャート系にしたり赤系・黒系にして持ち歩いて居ることが多いです。
スピナーの場合は各色持ち歩いておけば活性が低い時でも大抵釣れちゃいます。
渓流トラウトルアーの使い分け方(ミノー・スプーン・スピナー)
渓流トラウトルアー(ミノー)のシーンによる使い分け方。
基本的にはヘビーシンキングやシンキングタイプのミノーをメインに釣り上がっていきます。
ただ、途中、
止水のプールのような深場、上流から流れにルアーを乗せてこれないような狭い深場のポイントが必ず出てきます。
また、夏場で活性が高い時、田植え時期の水位が下がり浅瀬のポイントが多くなる時期
のような決まったシチュエーションの時には、
そのシチュエーションにあったルアーをチョイスしていきます。
スミスの製品で言うと、
Dコンパクト、Dコンタクトを普段使いのメインルアーとして、
深場や止水ポイントのシチュエーションでは、
Dコークス(新製品)、Dコンタクト2、Dダイレクト等の沈める事やアクションの強調を目的としたルアーをチョイスします。
ダイワの製品で言うと、
ドクターミノー2シンキングタイプ(新製品)やワイズミノーをメインルアーとして、
深場や止水のシチュエーションでは、
シルバークリークシャッドシンキングタイプ(新製品)を、
夏場や渇水時期の浅瀬では、
ドクターミノー2フローティングタイプを、
といった感じでチョイスします。
渓流トラウトルアー(スピナーやスプーン)の使い方・使い分け方。
スピナーやスプーンは基本的にオールシーズンどんなシチュエーションでも使えます。
特にスピナーはアクションが特に必要なくただ巻きするだけで本当によく釣れる為、
スピナーだけあれば居れば必ず釣れちゃうと言い切れくらいネイティブ環境でもよく釣れます。
スピナーを使うのにおすすめなシーンは?
- シーズン解禁直後
- 活性の低い気温や水温が低い日
- 禁漁間近の産卵期
- 濁りなどで喰いの悪い日。
に超おすすめです。
スプーンを使うメリットは?
- 比較的安価。
- カラーが豊富
- トゥイッチ、リフト&フォール、ただ巻きとアクションの使い分けができる。
- 反射によるアピール力が高い。
- 重され深さのレンジ調整。
おすすめの渓流トラウトルアー(スピナー・スプーン)
スミス ARーS スピナー
着水した瞬間からブレードが回転するので、アップストリームでも使えちゃう反則的なスピナー。
緑系・黄色系・赤系がオススメ。3.5gが汎用するには使いやすいです。
スピナーはマニキュアで蛍光グリーンのチャートポイント付けたり、
ダイワ シルバークリークスピナー(新製品)
AR-sスピナーと似たような商品がダイワから新発売。立ち上がりは普通のスピナーという感じ。
ゆるい流れやクロスの釣りで使うのはアリ!!アップストリームでは使いづらい。
菅スプーン
割と定番。スプーンは流れに負けて浮いて来やすいのですが、流れに負けず使い易いスプーン。
アクションもでき、タダ巻きでスピナーのようにも使える。
変化をつけれるのがスプーンのメリット。
いかがでしたでしょうか。お気に入りのルアーを見つけてみましょう。
これから始めたい方はとりあえず始めてみると案外、長続きするものです。
興味が湧いて来たらぜひ!
渓流ルアーフィッシング・渓流ベイトフィネスを始めてみましょう^^

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