【簡単&放置】ついに確立!ウォーターローンの殖やし方。爆殖計画完全版!!【長期維持】
前回までのウォーターローン爆殖計画は↓

ウォーターローンの成長過程【水上栽培編】
今までの経験を考慮して水上栽培。
赤玉土+鹿沼土+未調整ピート等量配合(ミミカキグサの推奨用土)
これに近い配合土で市販品があります。
それがこちら、プロトリーフの食虫植物の土 。
食虫植物用の配合土を使う。
配合土の内容は、
鹿沼土・赤玉土・ピートモス・ゼオライト・パーライト・川砂。
もともと食虫植物のウォーターローン。
相性はバッチリです!!
お値段も300円くらいと安く、これで黒鉢2.5号6個分ほど。
水上栽培開直後の様子。
今後アクアテラリウムで使う予定の食虫植物、ネペンテス(ウツボカズラ)と
ディオネアマスキプラ(ハエトリソウ)を一緒に栽培。
ウォーターローン成長の経過①(R02.09.09)
ネペンテスもハエトリソウもめっちゃ育ってます^^
特にネペンテス、、育つスピードが怖い;
パヤパヤしてる有茎は混ざっていたドワーフロタラやロタラワイナードやベビーハイグロです。
今の所は足し水のみ。
クーラーが無い部屋で、
夜間22−08時にアクアスカイ301。
2週に1回ほど500ml足し水でちょうどいい感じです。
ウォーターローンはミスト式では加温しないと育ちが悪くなっちゃいますが、
腰水だとどうなのでしょうか。。
ウォーターローン成長の経過②(R20.11.03)
足し水のみです。
ハエトリソウの色揚げが完了しました!笑
ウォーターローンは順調。
やはり配合土との相性はバッチリ。
ロタラは割と元気ですが、ベビーハイグロの育ちが悪く、消失したのもあることから
プロトリーフの食虫植物の土に栄養素がそれ程ない事がわかります。
やはり食虫植物系は貧栄養下での管理がいいみたいです。
ウォーターローン成長の経過③(R20.12.03)
ほぼ全面に生え揃いました。
家中エアコン付けっぱなしですが、この部屋だけはエアコンのない部屋で締め切ってます。
- 室温は17度前後。
- 22時〜8時だけタイマーでパネルヒーターと照明ON。
ドロセラとセラセニア、余った蘭を移動してきましたが、ハエトリソウは休眠させました。
こちらも新芽が出始めてきたので調子良さげ。
ウォーターローンの成長過程(最後)
エアコン管理のリビングに移動、窓辺で木漏れ日を受けつつ、
深夜は照明とパネルヒーターON。
蕾が出てきて開花間近。
簡単!ウォーターローンの殖やし方。【水上栽培編】
ウォーターローンの水上栽培環境です。
ミスト式にせず、ラップで密閉はしません。
高さの浅いフラット水槽よりも25〜30cm高さのある規格サイズの水槽が良いでしょう。
食虫植物栽培の基本は腰水栽培。
水槽:36*22*26cmアクアリル水槽(チャームオーダー)
照明器具:アクアスカイ301
水深:2〜3cm
照明時間:22時ー08時
パネルヒーター:22時ー08時
外での腰水栽培の維持はなかなか面倒ですし、冬場の管理が大変なので屋内スタイル。
黒鉢はこちら↓を使用。
8年程使っていていまだにひとつもロスしてないので割と丈夫ぽい。
水上栽培ストック、水没させて水草ストック水槽用にと長年愛用してます。
ウォーターローン爆殖の経過。【水中管理編】
20Cube水槽×水草一番サンド×ニューラージパールグラスの絨毯という条件下で、
試しにちょっと植えてみたらかなり増えたウォーターローン。
今回はアマゾニアライト、ベビーハイグロ、照明はアクアスカイGで同じことをしてみました。
こまめにトリミングしているので見えにくいですが、ほぼ一面に広がり、トリミングした葉が至る所で増えているので後景や流木のウォーターローンは定期的に駆除する感じになってます;
ウォーターローン水槽内の経過(〜R02.12.04)
液肥少なめで、ECAたまに添加する感じで維持。トリミングをこまめに繰り返し。
流木下の徒長したウォーターローンがミクロソリウムのようで、トリミングせずこのままにしてます。
ハイグロロンを流木に巻いて水を引いたら活着してきました。
2〜3ヶ月程経過。ウォーターローンだけトリミングせずにいたらすごい量です。
ウォーターローンの殖やし方とコツ。【水中栽培編】
水槽環境
ウォーターローン水槽の環境です。
- 45*24*16cm水槽
- アマゾニアライト
- アクアスカイG
- 照明時間22〜08時
- パネルヒーター常時
- CO2添加(ミドボン)
CO2添加、照明管理、水温維持は必須!!
水草絨毯化の上に植えると殖えやすい!
ニューラージパールグラスやベビーハイグロなど、
- 簡単に絨毯化する水草と一緒にミスト式栽培。
- 絨毯化した上に後からウォーターローンを植える。
すると、根や葉にランナーを伸ばし、絡み、潜りながら殖えていくので浮きにくく管理も楽です。
トリミングをこまめにする!
ウォーターローン単体だと浮きやすいのでトリミングに苦労しましたが、
今回のように殖やすとトリミングも楽。
葉先がピロピロと出てきた時点ですぐにトリミングします。
そうする事でランナーがさらに展開しやすくなり爆殖しやすいです。
前景にベビーハイグロやニューラージを使うと、こちらも成長スピードが早いので、
厚くなってきたらざっくり刈り込み、液肥を添加。
ADAの液肥を規定より少なめ、水換え時に時々ECA添加してます。
アマゾニアライトで液肥で管理!
アマゾニアライトは肥料分が少なく、
ウォーターローン単体でも苔が出にくく育てやすいです。

肥料分が少ないながらミスト式での立ち上げは良好で、
液肥添加で有茎草の維持も可能です。
液肥添加や水換えの際に、メネデールやECA添加をすると
前景草の白化やウォーターローンの爆殖にもよく効いている感じがします。

苔が発生した場合の対処法
小型水槽では45cm以上の水槽と同じ感覚で液肥添加すると糸状苔やアオミドロが発生しやすい感じがあります。
もし苔が発生した場合は
- 完全遮光1週間。
- 水換え頻度増やす
- フィルター掃除(軽くすすぐ程度)
- 活性炭(栄養分吸着したら1ヶ月で取り出す)
- リン吸着剤(最終手段)
このコンボでたいてい改善されます。


水中栽培でも10ヶ月経過して増え続けているのでウォーターローンの爆殖条件は把握できたと言って良いでしょう!!
ウォーターローンの爆食計画これにて【完】!!
あなたもこれでウォーターローンマイスター!!
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