キャッシュレス決済と統合アプリの関係とは?
最初に結論から言うと、
キャッシュレス決済についてはpaypay、楽天pay、(LINEpay)の2or3強になるのではないかと思います。
2020年はSNS✖️eコマース✖️金融✖️モバイルキャリアが複雑に絡み合って統合アプリとしてスーパーアプリ化されていく、過渡期となります。
LINEとヤフーの統合理由とは?
現時点でのコスパ最強のキャッシュレス決済、ネット環境(格安SIM、光回線)、ポイント投資、証券会社、idecoや積立NISAについても全てを網羅、簡潔にまとめてみました。
目次から必要な情報をのぞいてみてね。
- はじめに
- キャッシュレス決済とは?
- おすすめ!導入するべきQRコード決済は?
- 導入するべき非接触IC決済(電子マネー)は?
- Suicaは楽天pay上で決済が可能に。楽天とJR東日本が連携。
- キャッシュレス決済はクレジットカードとの連携が必須。
- paypay・楽天pay・LINEpayの還元率は?(2020年1月時点)
- QRコード決済するなら楽天カードか Yahoo!カードは必須。
- 楽天カード、楽天edy、楽天カードによるedy決済、楽天payの還元率比較。
- コンビニで最大還元率を得るためのQRコード決済と電子マネーの使い方。ポイント2重取り
- ポイント投資・ポイント運用ができる。
- おすすめの証券会社・ポイント投資
- iDecoと積立NISAを優先しましょう
はじめに
具体的な情報を知りたい方は目次より各項目へと飛んでください。
キャッシュレスから始まる新しい時代の流れ。
はじめに理解しておかなければいけないのは、
モバイルキャリアの楽天とソフトバンクについてです。
今回、LINE、ZHD(ヤフー)の経営統合によって、新しい時代の流れが起きつつあります。
楽天も楽天モバイルが第4のモバイルキャリアとなり、楽天証券といった金融にも力を入れてきています。
この2社が、今後世界的地位を確立していけるかどうか。。そんな大事な時期です。
楽天とソフトバンクG(ZHD=ヤフー、LINE)の2社が目指しているのは、
アジア圏でのGAFAやBATであり、
中国のアリババやテンセントが力を入れているスーパーアプリ化です。
GAFA、BATとは
グーグル(Google)アップル(Apple)フェイスブック(Facebook)アマゾン(Amazon)
アメリカ4大企業の頭文字を取ってGAFA。
バイドゥ(Baidu)、アリババ(Alibaba)、テンセント(Tencent)
の中国の3大企業の頭文字で、BAT。
スーパーアプリ化とは?統合アプリって?
- モバイルキャリア(MVNO、ソフトバンク、au、ドコモ、楽天モバイル)
- 金融(証券会社、ポイント運用、ポイント投資)
- SNS(メッセンジャーアプリ)フェイスブックやラインやTwitter
- キャッシュレス決済
- eコマース(EC、インターネットでものを売買すること)楽天市場、paypayモールなど
これらを一つのアプリで済ませてしまうのがスーパーアプリ化、統合アプリです。
今後私たちの生活に密接に関連してきます。現時点では統合されていません。
今後3〜5年くらいはこんな感じでしょう。
だからこそ、これらのベストな組み合わせを、ユーザー側が選択していかなければなりません。
うまく組み合わせることで最コストパフォーマンスが生まれます。
ソフトバンクグループは全て揃っている!!
- 傘下はZHD。ヤフーを金融事業強化でZホールディングスに社名変更。
- ZHD(ヤフー)がLINEと経営統合。
- ソフトバンクと共同運営するZHD(ヤフー)のキャシュレス決済がpaypay。
- LINEモバイルは以前、ソフトバンクグループに事業譲渡しました。
モバイルキャリア✖︎メッセンジャー✖︎金融✖︎キャッシュレス✖︎EC全て揃っているんです。
(ちなみにSBIは以前、ソフトバンクグループではないですが、以前ソフトバンクグループだったこともあるのか、SBI証券での投資にはTポイントが使えます。)
LINEpayの将来性
LINEpayは現時点では無くても困りません。
LINEのワンコイン投資やテーマ投資は長期運用にはいいですが(手数料が高いので短期売買すると損します)
ですが、今後何かしらの進展があると予想します。
LINEはアジア圏でのシェアがデカい
台湾とタイではSNSサービスシェア1位です。このLINEとヤフーの統合です。
加えてソフトバンクはモバイルキャリアです。中国の百度(Baidu)、アリババ(Alibaba)、テンセント(Tencent
今後、アジア圏では独占できる可能性があります。
モバイルサービス✖️SNS✖️キャッシュレス✖︎金融✖︎EC
LINE✖️ソフトバンク✖️ヤフーによる、
モバイルサービス✖️SNS✖️キャッシュレス✖︎金融✖︎EC
これは、国内ではソフトバンクグループにしかできないサービスです。
これを今後どう統合、展開していくか。
アリババやテンセントからアジア圏でのシェアを奪えるかも?
今後キャッシュレスの拡大によって、企業振込、も証券や他国の通貨、仮想通貨もキャッシュレス決済できるようになっていくでしょう。
楽天エコシステム
楽天経済圏とよく言われるものです。
楽天は、楽天銀行に楽天証券があり金融はソフトバンクグループよりも強いです。
キャッシュレス決済楽天payがあります。
楽天グループは、国内外において、Eコマースを中核に、トラベル、デジタルコンテンツ、通信などのインターネットサービス、クレジットカードをはじめ、銀行、証券、保険、電子マネーなどのフィンテックサービス、さらにプロスポーツといった多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しています。これらサービスを、楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結びつけることで、他にはない独自の「楽天エコシステム(経済圏)」を形成しています。
楽天株式会社公式より
モバイルキャリア✖︎金融✖︎EC✖︎キャッシュレス決済
メッセンジャーアプリが弱いですが、こちらも揃っていますね。
auやドコモやメルカリは弱い
2社に比べて、モバイルキャリアのauやドコモ、
キャッシュレス決済のorigamipayを買収したメルカリですが、上の流れを見ればいまいち弱いのが分かりますね。
ここで、最コストパフォーマンスを選択する上で、
楽天pay、paypay以外のキャッシュレス決済が選択肢から外れます。
4大モバイルキャリアはいまいち
モバイルキャリアに参入した楽天モバイルですが、いまいち立ち上がってないような状況です。
シェアは今後4つのキャリアに等分に分散されていくとは思いますが、
現状では4大キャリアは、通信料が高いだけの一言です。
現状では、MVNOの格安SIM+自宅や会社のwi-fi環境との組み合わせがコスパ的には最良です。
MVNO(格安SIM)+光回線(プロバイダー)がおすすめ
例えば、
格安SIMマイネオ+光回線(戸建)so-net
私はこのプランですが、
- マイネオ(通話+データSIM)月額1600〜2400円
- 光回線6450円
です。
家でパソコンやゲームをする場合、家族がいる場合、
4大キャリアではもっと高くなるはず。
現状では、
4大キャリアよりも、MVNOの格安SIM。必要に応じてプラスで光回線を契約。
これが、最コストパフォーマンスです。
光回線はNUROが最安最速
光回線はNUROがもっとも5年負担費用が低く、
他が下り速度1gbpsまでなのに対して、NUROは下り速度2Gbpsまで対応なので速くて安いです。
ルーターのスペックが1gbpsまでしか対応してない
大抵の場合、実はルーター側のスペックの問題で1Gbpsまでしか対応してなかったりします。
アイオーデータ のIPv6ブースト
「WN-AX1167GR2」が対応済み、「WN-AX2033GR2」「WN-DX1167R」が今後対応予定。
これらのルーターであればNUROの2gbpsでも最大速度が出せる。
5G対応問題
5Gが対応し始めても、おそらく最初は料金が高く、対応エリアも狭い。
3〜5年くらいの期間が必要でしょう。
その時その時で最安になるように切り替えればOK。
前置きが長くなりましたが、
ここからキャッシュレス決済についてのまとめです。
キャッシュレス決済とは?
QRコード決済と非接触IC決済(電子マネー)がある
QRコード決済は
- paypay、楽天pay、LINEpay、origamipayなど
非接触IC決済(電子マネー)は
- アンドロイド端末はgoogle pay(Edy、nanaco、WAON、Suica、QUICPay、iD)
- iPhoneはapple pay(QUICPay、Suica、iD)
になります。
(電子マネーとは非接触型の電子決済方法でスマホをかざすだけで決済を完了するサービスです。
改札のsuicaタッチの機能をスマホに持たせたものです。)
おすすめ!導入するべきQRコード決済は?
paypayと楽天payは必須。次点でLINEpay。
paypayユーザー数2000万人以上、楽天カード会員は1700万人以上。
現時点ではそこまで大差ないです。(還元率の項目参照)
paypayと楽天payは両方導入しておいて問題は無いでしょう。
LINEpayについては目次:はじめにを参照
d払いをおすすめしなのも目次:はじめにを参照。
paypayと楽天payがおすすめの理由
- ヤフーショッピングと楽天市場でのメリットが大きい
- クレジットカードの還元率が高い。
- クレジットと紐付けが可能。
クレカ連携できるキャッシュレス決済は他にもありますが、2社の抱えているユーザー数がデカいので今後この2社に集約されていくと予想します。
導入するべき非接触IC決済(電子マネー)は?
QUICPay一択です。以上!!
なぜiDやWaonじゃ無いのか?
クレジットカードはヤフーカードor楽天カードをメインに使うべきで、ドコモはスマホの月額的にも契約するメリットがないからです。(個人的見解)
Suicaは楽天pay上で決済が可能に。楽天とJR東日本が連携。
Suicaの導入は電車を使う場合は必須でしょう。これはしょうがないです。
ただ、現状、Suicaのオートチャージやクレカ紐付けにヤフーカードや楽天カードは対応していませんよね。
モバイルチャージは対応しているものの、それぞれのポイントも付か無いので、
それらが全て可能な、ビューカードを持っている人がいるかと思います。
しかし、2020年春予定で、楽天payからSuicaチャージを楽天payでできるようになります。
これにより、楽天カードのクレカ払いでSuicaにチャージできるようになり、おそらく楽天ポイントも付きます。(予定)
楽天カードさえあれば済むようになるでしょう。
となれば、競合しているpaypay(ヤフー)もそのうち対応する事でしょう。
非接触IC決済(電子マネー)(QUICPay)のメリット
- QUICPayはクレカ引き落とし=クレジットカードとの紐付けが可能。
- こちら側からかざすだけ(QRコードと同等かそれ以上に簡単でラク。)
- クレジットカードとの紐付けでヤフーカードと楽天カードの高還元率をそのまま利用できる。
- ヤフカード楽天カードの利用で還元率は1%
楽天edyはクレカ連携不可。
電子マネーのデメリット
- 現状、還元率はQRコード決済の方が高い
QUICpayに関して、デメリットはこれだけです。
キャッシュレス決済はクレジットカードとの連携が必須。
社会人でクレジットカードが使えるならクレジットカードとの紐付けは必須です。
楽天PAYやpaypayは、アプリに残高が無くても、クレジットカード決済をアプリで出来る仕組みです。
残高をわざわざチャージせずに、使った分だけカード払いになります。
残高チャージは便利そうだが・・・
QRコード決済の基本的な使い方はアプリに残高としてお金をチャージして使います。
suicaや楽天edyやWAONといった非接触IC決裁(電子マネー)と同じ感じです。
- 残高が無くなったらチャージする為にコンビニへ行く(足りない分は現金…)
- 現金でチャージする(そもそもキャッシュレスにしなくていいですよね、現金持ち歩いているんですから。)
- ○○円以下で○○円を銀行口座引き落としでオートチャージ。
これ、無駄です。
オートチャージ(銀行引き落とし)のデメリット
- 残高管理が面倒
- 月の出費に振れ幅が出る(チャージのタイミングによって)
私は、以前は楽天edyをメインで使っていましたが、残高管理が面倒で月の出費が安定しないのでiphoneによる楽天payとpaypayとQUICPayに移行しました。
paypay・楽天pay・LINEpayの還元率は?(2020年1月時点)
- paypayが1.5%(ヤフーカード払いで2.5%)
- 楽天payが0.5%(楽天カード払いで1.5%)
- LINEpayが0.5%(前月利用9999円以下)~2%(前月利用10万円以上)
その他、各社キャンペーンによりプラスで還元率がアップする感じです。
d払いは?auPayは?と思う人もいると思います。d払いは最大7%と高還元率ですが、
月額が圧倒的に高い現3大キャリアを使う理由って??目次:はじめにを参照
QRコード決済するなら楽天カードか Yahoo!カードは必須。
キャッシュレス・ポイント還元制度
QRコード決済しなくてもクレジットカード払いで5%還元される!!
キャッシュレス・ポイント還元制度によって、
QRコード決済アプリや電子マネー以外にも、クレジットカードで決済した場合には消費者へ5%ポイント還元されます。
キャッシュレス・ポイント還元制度についてはこちら(経済産業省ホームページ)
楽天カードとYahoo!カードは還元率1%以上
普段から楽天市場やYahoo!ショッピング、アマゾン等のオンラインショップを使う場合は高還元率のクレジットカードが便利です。
クレジットカードとして通常利用する場合の還元率は1%以上です。
1%以上と言うのは通常利用では100円につき1ポイントですが、
楽天市場や Yahoo!市場の決められた日、キャンペーン期間、プレミアム、ゴールド会員以上では更に還元率アップがあります。
(私は楽天ブラックカードの会員なので楽天ポイントの付く楽天サービスをメインに使ってます。年間のポイント還元額は7〜10万円程。楽天スーパーセールやお買い物マラソン、ポイント倍の日をまだうまく活用すればもっといくでしょう。多分。
楽天payと楽天カード、paypayとYahoo!カードを紐付けよう
それぞれクレジットカードと紐付け、連携させて、QR決済すると、
使った分だけカード払いでチャージしてQRコード決済することができます。
定額のチャージは不要。使わなければ使わなかったでOK!
今までQRコード決済サービスでは全額キャッシュバックキャンペーン等過剰なキャンペーンもありましたが、おそらく、最終的には両者1〜2%くらいに落ち着くか、もしくはQUICPayのような電子マネーと同等になると思ってます。
お店での優先順位は?QRコード決済を優先。使えない店舗では電子マネー。
- ポイントカードやポイントが付くアプリを提示
- QRコード決済を優先。
- QRコード決済が利用できない場合は電子マネー決済。
- それも使えない場合は、クレジットカード(上記、キャッシュレスポイント還元制度対応店舗ではカード払いでも5%還元なのでクレジットカードの選択肢はアリです。)
- 最終手段、現金。
楽天pay、paypayはメジャーなコンビニに全てに対応しました。
楽天カード、楽天edy、楽天カードによるedy決済、楽天payの還元率比較。
複数ある楽天サービスの還元率のまとめ。
楽天payの還元率は合わせて1.5%
楽天カード→楽天ペイへのチャージで100円につき1ポイント
更に楽天ペイでの決済で200円につき1ポイント
楽天カードの還元率は1%
クレジットカード決済で100円につき1ポイントのみ
楽天edyの還元率は合わせて1%
楽天カード→楽天edyへチャージで200円につき1ポイント
楽天edyの決済で200円につき1ポイント
個人的にクレカ対応してないので✖︎
1%ならQUICpayでいいと思います。
コンビニで最大還元率を得るためのQRコード決済と電子マネーの使い方。ポイント2重取り
- Yahoo!カードユーザーはpaypay(もちろんクレジットカード紐付け)
- 楽天カードユーザーは楽天pay(もちろんクレジットカード紐付け)
- ローソンは楽天payかpaypay、更にpontaカードやdポイントカードを提示(楽天ポイント、Tポイント、pontaやdポイントが貯まります)
- ファミマではファミペイアプリ提示→楽天payかpaypay (ファミマでもTポイントに加え、楽天ポイントとdポイントも貯まります)
ポイント投資・ポイント運用ができる。
私は、FX、株、原油、指数トレーダーをしているので、トレーダーとしての知見としての評価です。
- 楽天証券では楽天ポイント、SBI証券ではTポイントによるポイント投資ができます(おすすめ)
- LINEスマート投資(テーマ投資と、ワンコイン投資というロボアドバイザーにお任せ投資の2種。投資金額に対してLINEポイントが貰える仕組み)NISA口座が使えないのでお金が余っている人向け。少額投資には向かない。テーマ投資は既に株価が天井なことが多いので注意。
- auWalletポイント運用(お遊び感覚なのにハイリスクハイリターン手数料(信託報酬が高過ぎでやる意味はないです)
- dポイント投資(テオというロボアドバイザーにお任せの投資。トレーダーでロボアドバイザー推しの人は聞いたことないので。。個人的にも微妙。)
おすすめの証券会社・ポイント投資
初心者であっても、少額運用でも、証券会社を開設するべきです。
- Tポイントも使えて、初心者、少額投資向けのSBIネオモバイル
- Tポイントが使えるSBI証券、楽天ポイントが使える楽天券、マネックス証券
個人的におすすめなのはここら辺です。証券会社でも1株から購入できたりするので以前と比べればだいぶ敷居も低くなってます。
楽天証券ではソフトバンクGに投資できる投資信託もありますのでオススメ。
iDecoと積立NISAを優先しましょう
資産運用と節税に関して、
まずやることは
- iDeco(できる限り満額)
- 積立NISA(上限は月3.3万)
- ふるさと納税(住宅ローン減税を受けている期間だとお得感がそれほどないので、減税が切れる11年後からでもOK)
証券会社ではポイント投資をNISA口座でもできます。
長くなりましたが全てを網羅してみました。
最コストパフォーマンスで時代の流れについていきましょう。
コメント