【水草水槽のはじめ方。】アクアリウム水槽を立ち上げるまでに必要な情報を紹介!【小型水槽・ネイチャーアクアリウム】
アクアリウム歴15年以上の管理人が水草水槽のはじめ方・作り方について解説!!
これからアクアリウム・水草水槽始めてみたい人・初心者の方は読んでみてください^^
管理人は小型水槽が好きなので、
主に20〜45cmくらいの小型水槽を例に書いていきます。
- 一式揃えるにはどれくらい費用が掛かる?
- 水草水槽の立ち上げ方。
- 立ち上げ時の注意点。
- おすすめの水槽サイズ。
- おすすめのLED照明照明。
- 床に敷くのは土(ソイル)?砂?
- おすすめのろ過フィルター。
- ヒーターは必要?
- CO2添加は必要?おすすめは化学反応式?
などなど。
手順や機材について、簡単にまとめてみました。
水草水槽は一式揃えると総額いくらかかる?
まず、始めるにあたり気になるのは金額でしょう。
これは規模によりピンキリです。
安く済ませようと思えばいくらでも安くはできます。
ちなみに、「ADA」ブランドでガチガチに一式揃えれば30〜60cm水槽で15万〜20万円ほどです。
30cm〜60cmで想定した最安構成ならば…
- 水槽、ソイル、砂、生体、水草(合計6500円前後)
- 水槽台(3500円〜)
- 外部フィルターにするか(1万円前後)底面フィルターや外掛け式で済ませるか(底面ろ過ならポンプ含め〜3000円程)
- CO2ボンベでCO2添加するか否か(ミドボン5000円レギュレータ~1万円程、発酵式ならペットボトルと砂糖とイースト菌で数百円。)
- 照明は必須。(4000円〜)
といった感じで最低でも2〜3万円はみておいた方が良いでしょう。
水槽台は作業台とかベンチ等、2×4で自作するのも良いでしょうし、
ギリギリ25cmキューブ水槽くらいまでなら、
適当な「ラック」に乗せても大丈夫かもしれません(耐荷重は調べましょう)
60cm水槽となるとかなりの水量があるため、安全性を考慮して専用の水槽台を購入するべきです。
水質は大型水槽の方が水量が多く濾過層も大きい為、安定しやすいですがメンテも大変です。
無理して最安構成で大きな60cm水槽を立ち上げるよりは、
ボトルアクアリウムや小型水槽をしっかり作り込んだ方が管理も楽なのでおすすめです。
ボトルアクアリウムや小型水槽であれば安く立ち上げができる。
ボトルアクアリウムや小型水槽であれば、水槽台や、ろ過装置が不要だったり、CO2無添加でも良い場合もあり、2万円以内にも納めることが出来そうです。
高級志向だと⚪︎⚪︎万円以上も?!;
機材や見た目にこだわると沼なので、45㎝水槽でも総額20万円は超えたり。。
耐熱ガラス水槽だと、水槽だけで10万以上します。
ネイチャーアクアリウム?水草水槽とは?
水草水槽とは、、
一般的には「水草を植えて水景を作っている水槽」のことです。
水草水槽、水草レイアウト水槽、ネイチャーアクアリウムなどなど。
特に、自然の景観を切り取ったように、水草をレイアウトし、表現した水槽の事をネイチャーアクアリウムと言います。
水草のあれこれ。水草の種類はさまざま
水草水槽に使う水草には様々な種類があります。
用途やシーンによって分類の仕方も様々。順に説明していきます。
【水草の分類】前景草、中景草、後景草?
水草をレイアウトする都合上、
葉の丈の高さで大きく3つに分類されます。
水草絨毯向けが前景草。
背景に使う背の高い水草が中〜後景草。
その他に流木に巻き付ける苔とかシダといった、陰性水草があります。
【水草の分類】陰性水草と陽性水草。
陽性水草とは?
一般的に、前〜後景草で分類されているものは有茎草であることが多いです。
有茎草は字のごとく「茎のある草」です。
有茎草は大抵が陽性水草です。
前〜後景草 ≒ 有茎草 ≒ 陽性水草 てな感じです。
陽性水草は根を張り光合成をしてグングン伸びまくるタイプの水草なので、
ほぼ照明とCO2の強制添加が必須です。
陰性水草とは?
陽性水草に対して陰性水草は「耐陰性のある水草」です。
ミクロソリウムやボルビティス等のシダ類やウィローモス等の苔類、ワンポイントで植栽するクリプトコリネやアヌビアス等のサトイモ科が該当します。
ここで間違ってはいけないのが、
耐陰性があるだけで水草は照明とCO2は大好きだということです。
なるべく照明もCO2も添加してあげましょう。
これを踏まえた上で、水草水槽の作り方です。
水草水槽の作り方(立ち上げ方)の手順。
主に水草水槽の作り方(立ち上げ方)の手順には主に、2パターンあります。
水草水槽の立ち上げ方その①(1日で注水までする場合)
- ソイルや砂を敷く。
- レイアウト素材(石や流木)を配置してレイアウトする。
- 水草を植える(霧吹きで全体を湿らせて植えやすくしてから)
- 注水して濾過フィルターを回して照明をタイマーで管理。(CO2添加もこの時から)
- 生体は1〜2週間くらいしてから入れる。
水草水槽の立ち上げ方その②(ミスト式)
- ソイルや砂を敷く。
- レイアウト素材を配置してレイアウトする。
- 水草を植える(霧吹きで全体を湿らせてから)
- ラップをして密閉する(ミスト式栽培)
- 照明をタイマー管理。(8〜10時間)
- 数週間〜数ヶ月放置して、水草が水上で育ったら注水して濾過フィルターを回す。CO2添加はこの時から。
- 生体をそのまま入れる(パイロットフィッシュを入れてからの方が安全)
※①の場合、水草が少ない状態でソイルを厚くしいて照明を当てると苔まみれになるので最初にある程度の量の水草を買う必要があります。こまめに水替えメンテナンスをすればモサモサにもできますが、初期投資を少なくしたい場合にはミスト式の立ち上げがおすすめです。
ミスト式に関してはこちらを参考に↓
水草水槽立ち上げ時の注意点と補足。
上で書いた立ち上げ手順での注意点と補足です。
- 流木は沈まない事があるので、購入後しばらく水に浸けて重石等でバケツに沈めておく。もしくは鍋で数十分弱火で煮込んでから沈めておく。(アクや色素が出るので水換えもする)
- 立ち上げ方その①の場合、なるべく全面に満遍なく水草を植える事で苔の発生が少なくなる。
- ソイルを湿らせるときは中までしっかりと湿らせる。(中が乾燥してると根が乾いて最悪、枯れてしまう)
- 水草には水上葉と水中葉の2つの姿があり、購入時の状態が良くない場合、溶ける事がある。
- 水上葉を植えて注水すると水中葉を新たに展開する(水中化)水中葉を水上に植えると水中葉は溶けるが新たに水上葉を展開する(水上化)
- 水上葉を植えて水中化すると、丈夫な水上葉はいつまでも残っていることがあります。古い葉には苔がこびり付いてそこから苔が広がることもあるので水中化したらザクザク切って取り除いてしまいましょう。
水上葉の状態で水草を増やす方法はこちらを参考に↓
水草水槽に必要な素材・機材は?
必要な機材は小型水槽でも大型水槽でもそこまで大きくは変りません。
筆者愛用・定評のある代表的な商品リンク入れておきました。
(小型水槽の場合は省けるものもあります。)
- 濾過フィルター(外部フィルター、外掛けフィルター、底面フィルターなど。)
- 照明(なるべくR a値が高いもの)
- 底床(ソイルもしくは田砂や各メーカーの砂)
- 軽石(通気性や根張り促進したり底上げに便利。肥料も添加されているADAのパワーサンドなど。
- 底面フィルターを使用する場合はエアーポンプ
- Co2添加する場合はレギュレーター、逆止弁、ディフューザー、シリコンチューブなど。)
- 照明やCO2を定時で動作させるためのコンセントタイマー
- ヒーター
ざっくりこんな感じです。
*ADAパワーサンドを敷く場合はてきとうにこんな感じで敷いた上にソイルを敷いてます。
パワーサンド・ベーシックには水草の栄養分と、バクター100とクリアスーパーという土壌微生物が発生しやすい添加剤も入っているので立ち上がりが早くなる(かもしれません。
カサ増しと通水性や根張りの確保の為だけなら軽石でも良いでしょう。
水草水槽にヒーターは必要?
室温が一定なら特に必要はありませんがあった方が根張りが良くなったり、生体の調子も上がります。
ヒーターに関してはこちらの記事を参考に↓
CO2添加は必要?簡単に導入できるCO2添加機材セット。
アクアリウム・水草水槽を始めるに辺り、必ず発生するのが、
『CO2を添加するかどうか』問題。
絶対添加するべきなのですが、
- レギュレーター?ディフューザー?電磁弁?
- ミドボン?CO2ボンベ?…発酵式? など、
なにかと導入するまでの敷居が高いのだと思います。
ですが!!ここ最近では、
- ランニングコストも安い!
- 一式全てがセット!
- オシャレ!
- 1万円ちょい
という添加セットがあります!!
それがこちら↓
化学反応式CO2ジェネレーターPRO-D601s
最近ではミドボンに対し、シルボンと言われてメジャーになりつつある、
化学反応によるCO2発生方式で、重曹とクエン酸と水から発生するCO2を添加します。
改良モデルが販売中です。
1回のセッティングで大体2ヶ月程もつみたいです。
ちなみにクエン酸と重曹は1kg〜600円程です。
ミドボンとは?化学反応式CO2との違いは?
ミドボンとは液化炭酸ガスが高圧で詰まったボンベです。
ビールサーバーに使うあの緑のデカくて重いアレです。
酒屋さんでボンベ本体の保証料(5000円程)とCO2充填で2〜3000円程でレンタルできます。
ミドボンの特徴は、
- 2回目以降は充填代金だけで、小型水槽複数個でも数年もつので非常にコスパは良い。
- 使用機材は上記の化学反応式で使用する物と同じ。
ミドボンのデメリットは、
- 充填がわりと面倒。
- 破損とかして大量に漏れると死の危険性(狭い部屋で漏れていて気づかずに床に寝たりするとそのまま…ほぼないですが。可能性として。
- 見た目が悪い。
自宅ではミドボンを使用していますが、ステンレスカバーで隠してます。
*小型水槽用の小さなCO2ボンベもありますが、コスパ面や廃棄が面倒だったり、付け替えるたびにゴムパッキンが消耗するのでこちらも定期的に交換が必要です。
CO2ボンベは間違いなく、大は小を兼ねるのですが、
安全性と見た目も優れている化学反応式が初心者にはおすすめです!!
*ちなみに自宅のミドボンの機材は紹介先リンクのHaru designさんのCO2レギュレーターR6です。
他にもバブルカウンター付きのレギュレーターもあります。
両方とも小型ボンベとミドボン兼用で使えるレギュレーターなので、
- 試しに小型CO2ボンベでも試してみたい。
- ミドボンで機材を揃えたい。
初心者には小型水槽がおすすめ!?
とりあえず始めてみたい!!
そんな方には小型水槽がおすすめです。
小型水槽というと、
感覚的には20L未満です。
高級小型水槽フルセット商品:ADA「ミニNAセット150」
最近、ADAさんから「ミニNAセット150」が発売されました!(公式サイトURL)
15cm*15cm*高さ22cmの小型水槽です。全てがセットになって5万円。
少々お高いですがインテリア性も高くおすすめです。
小型水槽のサイズ感は?水量別に記載。
水槽サイズで例えると、、
20*20*20cm(7L)
30*18*24cm(12L)
25*25*25cm(14L)
45*24*16cm(16L)
36*22*26cm(19L)
45*24*20(20L)
45*27*20cm(20〜23L)
ボトルアクアリウム用水槽
が小型水槽かなという感覚です。
これ以上ですと、それなりの能力の濾過フィルター(外部フィルター)が必要になってきます。
代表的な外部フィルターといえばエーハイム2211ですが、2211ならそれなりに水流もあるので小型水槽でも20L 以上向け、
10〜15L で外部フィルターを使いたい場合にはエデニックシェルトV3ですが、現在では廃盤っぽい・・・
*底面フィルターなら水槽サイズはあまり関係ないです。
目的別、おすすめの水槽サイズ。
色々な水草を植えてみたい!!
とにかく色んな種類の水草を植えたい!あれもしたいこれもしたい・・
そんな方にはバランスの取れた高さのある水槽、
36*22*26cm(19L)
25*25*25cm(14L)
30*18*24cm(12L)
ボトルアクアリウム用水槽
がおすすめです。
ロタラ系は種類も色も豊富!丈夫でキレイで殖えやすい!
すべてが揃ったような育てやすい有茎草です。上によく伸びる種類も多い為、
20cm以上の高さのある水槽に植えるのがおすすめです。
ボトルアクアリウム用水槽のメリット・デメリット
小型水槽の選択肢としてボトルアクアリウムもおすすめです。
ボトルアクアリウムのメリットは、
向き指定がないので四角い水槽のように特に気にせずいろんな水草をたくさん植えることが出来ます。
デメリットは、
代表的なGEXのボトルアクアリウム水槽、グラスアクアリウムティアーでも、
水量は4Lと水量が少ないことです。
水草水槽を維持することを考えると生体はなるべく少なくしないと、
生体・水草両者にとって住みやすい環境を維持をするのは少し難しいかもしれません。。
ただ、GEXは2021年2月にボトルアクアリウム用のモーター付きの底面フィルターを販売予定です。
底床を集めに敷くことで底面濾過の能力を強化してより、維持しやすくはなるでしょう!
水草絨毯メインの水槽を作りたい!!
そんな方には底面積の広い、
45*24*16cm(16L)(ADAの規格ですが在庫限りの販売終了品)
45*24*20(20L)(オリジナルサイズ)
45*27*20cm(20〜23L)
のフラット水槽と呼ばれる、高さの低い水槽がおすすめです。
高さ16cmとなると生体はメダカ数匹、もしくはベタ1匹、あとはエビを数匹入れるくらいが精一杯のサイズ感であまり生体向けではないのがデメリット。
僕はこの16cmのフラット水槽のサイズ感が好きなのですが、かなりの変態サイズだと思います笑
という事で現在市販品では、
45*27*20cm(20〜23L)がおすすめです。
高さが20cm程度あればロタラ系の中〜後景草も可能です。
フラット水槽はビオトープやテラリウムも兼ねる!
フラット水槽ではトリミングをサボるとロタラ系はすぐに水上化するのでこうなります↓
逆に、わざと水上化させてテラリウムっぽく水草の水上葉も楽しめるというのが、
フラット水槽のメリットでもあります。
水深が浅いのでビオトープ植物、ホムセンでよく売ってるアグラオネマ系、ヤマサキカズラやポトスなども植栽できます。
こちらは庭池用に購入しましたが、水槽でも維持は出来ます。
(でかいですが;
とにかくコンパクトにアクアリウムを楽しみたい!!
そんな方には、奥行きがスリムな
30*18*24cm(12L)
20*20*20cm(7L)
36*22*26cm(19L)
がおすすめです。
ただ、水量の少ない10L前後の水槽の場合、
- 生体を入れると水質の悪化が早い。
- 蒸発量が凄い。
- 対応するろ過装置が少ない(最近はボトルアクア専用濾過器があります)
- 水質が安定しづらい
など、やってみると維持管理が案外難しいので注意が必要です。
10L前後の超小型水槽におすすめの濾過フィルター×底床の構成。
案外維持管理が難しい10L前後の小型水槽におすすめな、
底床×濾過フィルターの組み合わせの例を紹介。
サイズ的には、
30*18*24cm(12L)
20*20*20cm(7L)
ボトルアクアリウム用水槽(4L前後)
この辺りのサイズ感です。
その①(ソイル×外掛けフィルターor外部フィルター、照明CO2添加あり)
↑の場合は外部フィルター(エデニックシェルトV3)を使用して中に活性炭マットと濾過材を仕込んでます。前面は化粧砂(ADAナイルサンド)。
有茎草を植えるならソイルの方が圧倒的に成長は早いのですが、
小型水槽ではソイルの栄養分が水量に対して過剰になりがちなので苔には注意が必要です。
個人的には、水草一番サンドが程よい肥料感でおすすめです。プラチナソイルブラックはより肥料が多く長期維持にはおすすめ。ADA商品ではアマゾニアライトが苔が発生しづらく、それなりに水草も育つので小型水槽にもおすすめ。
ソイルを使う場合は強力に余分な栄養分を吸着してくれる、
活性炭マットが付属の外掛けフィルターを推奨します。
性能とコスパ的におすすめなのは、テトラのAT-Sです。
これより大きいAT-20というのが昔はド定番でしたが、
水流が強くて水流を弱める改造をしたりと大変でした;
いつからか小型のAT-Sが発売していたので10L以下であればこちらがお手軽でおすすめです。
外部フィルターのエデニックシェルトV3でも20*20*20cmでは水流が強いので、
両方給水パイプにしたりと工夫は必要です。
*外掛けを改造して活性炭代わりに濾過材を入れる方もいますが、ソイルかつ10L未満の場合は外部フィルターでも外掛けフィルターでも活性炭はとりあえず入れた方が良いと思います。
*エーハイム2211以上の外部フィルターでは活性炭等の吸着濾過材を長期間使うことはあまりないのですが、小型水槽では例外的に使ったほうが良いと感じてます。
その②(砂×底面フィルター、CO2照明ありorなし)
底面フィルターを使うパターンです。
底面フィルターは、上に薄くウールマットを敷き、ソイルの代わりに珪砂(硅砂)というのを敷いてエアーポンプで回してます。
水作のボトムフィルターが20cm〜45〜60cmとプレートが細かく分割でき、自由に連結できるのでおすすめです。(ミニかMがおすすめ)
エアーポンプは静かで威力も高く昔から定番なのは同じく水作の水心SSPP-3S。
小型の2Sもありますが、後に分岐したりすることも考えて3Sでも良いかなと思います
(3S使ってます。)
底床用の砂は珪砂の他に、
田砂、ADAの製品の各化粧砂、DOOA展開のトロピカルリバーサンドなどがあります。
田砂の色味は若干黒く、ADAの砂はすぐ廃盤になるので、最近は珪砂が好きだったりします。
上記のエアポンプ式の底面フィルターだと見た目はスッキリしてますが、ブクブクの音や気泡の破裂による水跳ねが気になる事があります。
水中モーターを接続すると静かですがモーターが目立ってしまう。。
しかし、最近では小型水中モーターによる底面フィルターもあります。
ボトルアクアにおすすめですが、こちらは小型水槽にも使えます。
栄養剤添加もしくは、生物のサイクルにまかせる!
砂には水草に必要な栄養分がほぼ無い為、水草の栄養は、
- エビや魚の生体、餌、糞…そのサイクルで生まれるリンや窒素を栄養に水草に成長してもらう。
- 主に液肥で栄養分のコントロールをする。
のどちらか、もしくは両方となります。
この方法だと、ボトルアクアリウム水槽のような底面フィルターが入らない水槽でも管理が可能です。
定期的な水換えと照明による光合成で長期の維持管理も可能です。
そのうち底床にはバクテリアが定着して生物濾過が働いてある程度は浄化してくれます。
照明やCO2はできれば添加したほうが良いとは思いますが、
どちらにせよ、生体を入れる場合には、最初からたくさんの水草を植えた方が安定しやすいでしょう。
小型水槽におすすめの照明を紹介。
現在使用中のものから最新の照明のものまで、小型水槽向けな照明を紹介。
ADAブランドの製品ではアクアスカイGやソルスタンドGがおすすめですが、終売したっぽい;
*アクアスカイG451×2、アクアスカイ451×2、361×1を水草水槽や水上栽培に使用してます。(2022年現在、終売しているのでRGB搭載?のアクアスカイ等が2023年発売予定っぽい?)
DOOA マグネットライトG
20cm水槽にピッタリサイズです。パルダリウムに使用中。
ADAブランドから展開しているDOOAの小型水槽用のライトです。
近々薄型のスリムタイプも発売予定。
専用のライトスタンドも数種類展開しています。
水草水槽にもボトルアクア、コケリウム、パルダ、テラリウムにもおすすめ。
植物の緑を鮮やかに見せる高光度白色LED(グリーン球)を20灯搭載した10Wの小型LED照明器具(USB TypeA)です。天面に磁石を内蔵しており、別売のマグネットライトスタンドやマグネットライトアームに装着することでライティングシステムが完成します。光量は6段階調整可能で、メモリー機能によりタイマー管理にも対応します。USB電源アダプターは付属していません。市販の5V2AのUSBアダプターを別途お求めください。公式サイトより
ONF Flat nano +(plus)
Amazonで買えるONFというブランドのflat nano plusという照明です。
近年ホワイトのセットも発売されました。
お値段13649円、スタンド4500円別売。
↑Flat nano plusはブラックで、スマホ連動でタイマー設定したり調光できる最新スマート照明。 ←シルバーは前機種のflat nano。
サイズ詳細は↓
外箱↑
ADAアクアスカイG(左) Flat nano plus(右)の比較↑
スマホによる遠隔操作、タイマー設定が可能。
Flat nano plusの使用感&レビュー。
- 専用スタンドがある点が良い!!
- スタンドのサイズが半端;(黒スチロールで幅調整して使ってます。)
- ライトの発色はアクアスカイGよりも良い!!RGBっぽい。
- モスや水上葉もよく育っている。
正直、Amazonにある海外商品だしな…という人柱感覚で購入しましたが、
実際のところアクアスカイGより綺麗な光で満足!!赤の発色が良さそうです。
専用スタンドがあることで水槽のメンテがしやすいのとスタイリッシュに見せることができます。
GENTOS そだつライト
Ra値は90、太陽光に近い波長を持つLED照明。
最安3900円前後とお手頃価格。ショップさんでもよく見かけます。
スタンド型で高さ調整可能なので大抵の小型水槽に適応。
コンパクト感に欠けますがこちらはRa値95↓
GEX リーフグロー
スタンド型にもなり、水槽縁に固定も可能。
5000円前後。
Ra値は不明だが、300lmという視覚的にも結構明るい為、小型水槽には十分な光量があると思われる。
ボトルアクアリウムや20cmくらいの水槽サイズにおすすめ!!
縁固定すると23cmくらい上から照らせます。これでも光合成しそうな感じの光量はあります。
照射角度も広すぎず狭すぎずといった感じ。
こんな感じで、2024年現在のおすすめ商品と水草水槽の作り方・立ち上げ方でした。
アクアリウムの沼へようこそ!!^^
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