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【簡単・低コスト】小さな庭池の簡単な作り方。【庭池DIY・ベランダ・メダカビオトープ】

【簡単・低コスト】小さな庭池の簡単な作り方。【庭池DIY・ベランダ・メダカビオトープ】

簡単な庭池の作り方 ビオトープ 池用濾過装置作り方 水中ポンプ おすすめのビオトープ植物

 

水槽を立ち上げる感覚で、アクアリウム的な観点から

80cmの小さな庭池を作ってみました。

庭に埋め込むタイプで作りましたが、ベランダでのビオトープにも応用できるので、お家にが欲しい!!という方は必見。

労力を最小限に抑えた池の作り方です^^

数週間経過して睡蓮の花も咲きました^^

トノサマガエル、トノサマバッタ、エンマコオロギ、、

続々と強そうな名前の生き物たちが池に集結してます笑

大まかな池作りの手順。(小さな庭池の作り方)

  1. 容器を埋める穴掘り。(気合いで!)
  2. 容器への傷を防ぐ為、掘った穴の底面に砂を敷き、その上に防草シート等を敷いて整地
  3. 濾過装置・濾過層作り(もしくは外部フィルターをそのまま…埋める!)
  4. 野外用の防水の延長コードの配線(もしくはソーラーポンプを使う。)
  5. フレーム作り(見栄え改善)
  6. ビオ植物の植栽。
  7. 生体を入れる。

完成!!

といった感じ。

小さな庭池作りに必要なもの。

使用工具含め一覧。

といった感じでしょうか。

改良メダカの品種も増えて安定してきたのでこれを機に始めてみるのも良いかもしれません。

ふるさと納税品にもあったりします↓

池の容器として使うプラ船・タライ

まずは池の本体となる容器。

アクアリウム的な思考でいけばもちろん水量が多い方が良いです。

冬場のことも考えると、水深は40−80cmくらいあると素晴らしいのですが、

穴掘りの労力がとんでもないこと(重要)や、子供が居たりすると危ないので、

労力と安全面を考慮して今回は80Lプラ船に。

(ちなみにプラ船は40L、60Lといったラインナップもあります)

この80Lサイズは砂場用の除菌砂を入れたら子供達の砂遊びプールとしても使えるので汎用性高いです(砂も整地の際に転用できるので^^)

プラ船は80Lで1000円台とおそらく一番安価。(チャームオリジナルタライは多少高いですがオーバーフロー穴とか付いてます)

池の穴掘りと整地。砂や防草シート。

写真はまだ途中ですが、容器が地面よりも少し低くなるくらいまで掘ります。

穴掘りが完了したら底に砂を厚めに敷いておきます。

子供たちの砂場として使っていた除菌砂を使いました。20~30kgあればいいかと思います。

砂の上には透水性の防草シートを敷いて底面を整地します。軽く勾配を付けて置きました)

トノサマカエルがたくさん来ます↓(まだ作り始めたところなのに…

(大きめの盆栽鉢?が余っていたので睡蓮用の鉢にしました。ここに水槽で余った水草を植えておけばストックできるかなあとか。)

これだけでも結構な労力です。

プールライナーやモルタルで止水して大きな池を本格的に作りたい!!という場合はそれなりの気合い覚悟が必要そうです。。

時間に余裕がないのでここから大型化したくなった場合は業者にお願いしたいと思います。

池の底に敷く底床について。土?ソイル?砂?砂利?

ビオや池の底面に敷く底床素材についてですが、

アクアリスト的には苔が出にくい素材・メンテ性の良い、目詰まりしにくい素材がいいと思います。

底面フィルターでは無いにしろ、底床で目詰まりを起こすと亜硝酸濃度が高くなりやすくなります。

大磯砂だとアルカリ性により硬度が上がりやすく、メダカ専用ならいいのかも知れませんが、水草も入れるなら避けたほうが良く、

赤玉土は硝酸を吸着する性質があるのですが、崩れ易く汚泥化するとやはり亜硝酸が増え出します。(そこでGEXさんは崩れ易さを改良したろ過する赤玉土を販売してたりします。さすが!)

個人的には水質に影響が出ない硅砂(中目) やマスターサンド(溶岩砂)辺りが汚泥化せず、目詰まりしない程度の粒の大きさでおすすめです。

今回はマスターサンドを使用しました。

多孔質の溶岩砂です。

赤玉土の使用はビオ植物の鉢に使用し、鉢ごと沈める使い方がメンテも楽でいいかと思います。

池用の簡単なろ過装置のつくり方。

屋外にコンセントがあるなら防水コンセントカバーを使用した外部フィルター(22112213)を防水コンテナに入れて池の横に埋めてしまうというのもアリかと思います笑

今回は、程よく楽する方法で大きな投げ込み式のフィルターを作りました。

スライド式の引き出しを準備(dcmの重なる引き出し 無印良品の引き出し

dcm店舗にて黒いタイプのが売ってたので購入。

完成図はこんな感じ。

穴空け箇所は、

  1. 天板の出水パイプ口。
  2. スライドケース部分と外箱部分の吸水口。 
  3. コンセントのコードを出す為の切り込み。

の4箇所。

ホールソー(12mm〜25mm)くらいで空けます。木工用のドリルだとお猿さんの部分のように砕けます笑

ケース底にスリットがあるので濾過材がある部分は塞ぎます。

吸水口には鉢底ネットを接着。接着剤はセメダインスーパーXクリア を推奨。

DIYに広く使えて耐水性もあって素晴らしい。

仕切り材は付属品が1枚ありますが、セリアのパンチングプラ板を使いました。

濾過材はエーハイムメックとかで良いと思います。

ろ過ウールを多めに敷いてゲルキューブとかを入れるならろ過ウールの部分に。

ブラックホールとかの活性炭を入れるなら水中ポンプの上に乗せる感じで。

あとは蓋を閉めて、防水コンセントカバー を付けて完成!!

イメージ的には吸水口から入って濾過材を上から下に水が抜けて水中ポンプへ・・みたいな。

とりあえず、ウール→濾過材→ポンプの流れで水が通れば良し!

池用の水中ポンプの流量はどれくらいあればいい?

80L容器で毎分5−7Lくらいあれば十分かと思います。

バクテリアが定着しさえすれば良い感覚なので、濾過材はたくさんあっても良いですが、

濾過する場合は投げ込み式の水中フィルターRio +200 くらいで十分。

水抜き用ポンプには毎分20Lくらいがあれば楽ちんですが、使用頻度はそれほど高くないので無くてもそれほど問題ないでしょう。

ビオトープ寄りの池なら大きな水流はいらないですし、穏やかな水の流れがあれば良いので毎分3Lくらいの流量でも問題ないとは思います。

流木や植木鉢を濾過装置の上に乗せてチョロチョロ掛け流しをする感じなら毎分3〜4Lです。

メダカ繁殖容器ならエアレーションだけのことも多く、ビオトープなら無濾過の場合も多く、

睡蓮や蓮があれば直射日光を遮り、水草やビオ植物が過多な栄養分も吸ってくれます。

池におすすめなビオトープ用植物。

ビオトープ用の植物はホムセン調達しました。売れ残りの状態が抜群。

通販ならチャームさんのセット(必要なもの一覧参照)がおすすめです。

ウォーターマッシュルーム、ナガバオモダカ?、ミニシペラス(カヤツリ系)ハンゲショウ、ウォーターバコパ、その他チャワンハス、姫睡蓮など。鉢の土は赤玉土や、睡蓮専用土 を使用しました。

水草のアナカリスカボンバマツモホテイアオイ なんかは強力な浄化能力を持つ水草なのでとりあえず入れて置くと水質浄化してくれます。

池の底で水草絨毯を作りたい場合にはニューラージパールコブラグラスヘアーグラスあたりは強い水草なので水中でも水上でも良く殖えます。

最後に蓋を作成。

蓋はツーバイフォーやワンバイフォーで枠用とネット付きの蓋と2つ作成しました。

レンガやピンコロで囲ってもよさそうです。

耐水ニスを塗りお好みの色に仕上げて完成。

鉢底ネットを貼り付けた蓋を、枠用の蓋に乗せれば害獣防止になります。

そんな感じで池完成!!

穴掘り、濾過装置、それ以外で3日工程で作成しました。

 

完成して間も無く様子を見にくるトノサマガエルさん。愛を込めて志村と命名。

アマガエルもたくさんいるのですが、池にいるのはいつもトノサマガエル。

あまり警戒心がなく近くにいても鳴いたりするのでかわいいです。

水辺が少しあるだけでもお庭の生態系がガラッと変わり癒されますよ^^

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