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【簡単&放置】ウォーターローン爆殖計画【長期維持】

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ウォーターローンを爆殖させる!

ウォーターローンをラクして、安定させて増やしていこう。

そんな趣旨で色々試しつつ、ここに更新していこうかと思います。

最新版のまとめはこちら↓

https://aquarist-tk.com/2021/09/03/waterloan-bakushokukeikaku-utricularia/

ウォーターローンとは

学名:utricularia graminiforia

海外のアクアリストからはUGと呼ばれてます。

ウォーターローンは食虫植物

一般的な水草のように栄養素をあまり必要とせず、微生物がいればそれらを捕獲して栄養とする植物です。

モウセンゴケやウォーターローンのような食虫植物は酸性寄りの湿地帯に生育。

花屋で見かける、
クリオネゴケ、ミミカキグサ、ウサギゴケ
などと呼ばれているのはこのウォーターローンの近縁種。

ウォーターローンの生育環境

  • 他の食虫植物同様、酸性を好む
  • PH5前後でも大丈夫。低めの方がいいらしい。
  • 土の栄養分はそれほど必要ない。

基本的にPHを下げとけばとりあえず維持はできるはず?

ウォーターローンは増殖する環境がまちまち。

安定した水槽にちょろっと植えとくとどんどん増えるのに、

ウォーターローン水槽を作ろうとするとなかなかうまくいかない。。

これは全滅の保険として、20cm水槽にちょろっと植えて維持しようとしたウォーターローン。

なぜか調子よさげにランナー伸ばして増えてます・・

ウォーターローンが溶ける原因

高温

腰水管理する植物なので、ベランダ管理で直射日光が当たるような場所では高温で溶けてしまう。

ミスト式はラップで密閉する為、高温が続くと溶けてしまうので注意。

ウォーターローンの栽培実験の環境

底床

  • 肥料成分が少ないソイル
  • マスターサンド・富士砂
  • ピート(pH未調整)

水位

  • 腰水
  • ミスト式
  • 水中栽培

Phと餌

  • 低ph。
  • 餌(ミジンコ・ゾウリムシ)メダカ飼育水由来

 

実験1 ピートモス単体

phを低く保つために、

ph未調整のピートモス単体を使用。

飼育水少々。

ラップやペットボトルで腰水+ミスト式で管理。

植栽1か月程の様子。

左が長繊維タイプのピートモス。

右が粉タイプのピートモス。

ある程度増えましたが、ここからは殖えず。

※窓際でラップをしてたら枯れずに真冬までの8ヶ月もの間、維持できました。

実験2 ピートモス+マスターサンド

未調整ピートモスを100均の紅茶パックに入れ、底に埋める。

その上に根張りをよくするためにマスターサンド。窓辺管理。

1か月経過の様子。

適当に水が減ってきたらそこら辺の水槽の飼育水を足す感じで2か月経過。

足し水が大変でした。

マスターサンドとピートで保水性は良いのですが、ラクして管理とまではいかず。

実験3 水中栽培と腰水栽培(アマゾニア)

アクアリウムにて。水中栽培。

アマゾニアでミスト式→注水、CO2照明で通常通りに管理。

*水槽詳細は45Fの記事にて。

植栽後。

 

注水後1か月半。水景としては完成ぽい。

アマゾニアによる養分過多で苔の管理が大変なため、ミスト式に切り替え2か月後。

水替え頻度をあげつつ、トリミングすればまだまだ水中での維持管理も可能ではあるが、

ランナー伸ばすよりも上に伸びる方が早いので水中管理では通常の水草水槽よりも管理が大変。

こまめなトリミングをするか、ランナーを伸ばすスピードを早める方法を見つけなければ・・・

腰水状態で管理すれば、CO2なし、照明のみ、加温なし、濾過なしの管理は可能だが、ソイルの栄養素を吸着できないので、苔が出やすい。。

実験4 水中栽培(水草一番サンド・ナイルサンド)

栄養過多にならない程度に水草が茂っている水槽に植栽する。

20キューブ水槽で底床は水草一番サンド。化粧砂はナイルサンド。

葉先も細くなることなく、ランナーを伸ばしながら殖えている。

水替え時の写真なので、普段は照明・濾過・外部・CO2ありで管理。

*水槽の詳細は20C記事

実験5 水中栽培(マスターサンド)

実験2の環境を水槽にて注水して行った。

窓辺管理。

結果・・・苔が出るだけでそれほど増えず。。全然ダメ。

マスターサンドは水中では比重がかるく水草を植えるのには向いていないと思われる。

結果まとめ

今回の環境では、

  • 実験1は長期維持可能。管理が市場ラク。問題は肥料分。
  • 実験2も維持管理は出来るが足し水が大変。実験1より増えるが、いまいち。
  • 実験3アマゾニアでの水中管理は大変。(手間をかければ増えるし維持はできるが問題解決にならない)
  • 実験3の腰水放置型は楽。問題はソイルの栄養分。
  • 実験4。健全な増え方からアマゾニアよりも栄養過多とならず、ウォーターローンには水草一番サンドの方が向いている模様。
  • 実験5ダメダメ。

管理的にはラップで窓辺放置型がラク。

改善点

  • マスターサンドやピートモスだけでは栄養分が圧倒的に足りない。
  • 実験1<実験2なのは、飼育水(メダカ)を足していたので、ゾウリムシミジンコの微生物給餌が出来ていたことで調子がいいのかもしれない。
  • 日本で売ってるピートモスは滅菌・加熱処理等して微生物がいないのでPHを下げる以外に意味がないのかもしれない。(海外のアクアリストでCalifornia Carnivoresてとこのオリジナルのピートモスオンリーで安定したウォーターローン環境を作っている方がいるので今回ピートモスで試したのですが・・)
  • アマゾニア<水草一番サンド。これは栄養過多だろう。窒素分多いとダメな予感。

次回

アマゾニアライト、アマゾニア2

赤玉土+鹿沼土+未調整ピート等量配合(ミミカキグサの推奨用土)

 

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