【冬場のヒーター事故対策&電気代を大幅節約!!】底面パネルヒーターで見た目もスッキリ!!【水草水槽・熱帯魚・アクアリウム】
我が家の水槽、実は全て、ヒーター導入済み!!
寒くなってくると導入しなくてはならない、水槽用ヒーター。
SNSでも毎年事故発生報告が散見されます。
我が家ではかれこれ8年ほど、全水槽、全てを底面パネルヒーターで管理してますが特に問題なさそうです。
この記事では、
- アクアリウム用ヒーター導入のメリット・デメリット。
- 底面パネルヒーターでヒーター周りの配線をスッキリ隠す方法。
- 電気代はいくらくらい?節電の方法。
- おすすめの底面ヒーター2選。
- おすすめNo1のサーモスタット
について、簡潔に紹介していきます。
熱帯魚・水槽用ヒーターを導入するメリット・デメリット。
ヒーターを導入する際に悩むのが、
- サーモは必要なのか?
- オススメはどれ?
- ヒーターを隠したい。。
- スリムなものは?
- インラインヒーター化?
などなど。
導入する前にヒーターのメリットとデメリットを挙げてみましょう。
水槽用ヒーターを導入するデメリット。
- 見栄えが気になる。
- 熱帯魚やエビの火傷、ヒーターカバーに挟まることでの事故。
- サーモスタットの故障、ヒーター本体の故障による茹で上がり・火災事故等。
- 電気代が気になる。
主にこの4つだと思います。
特にヒーター本体の故障では空焚き防止機能が付いているとはいえ、故障によって数百度にまで本体温度が上がることもあるので注意が必要です。
水草レイアウト水槽だとヒーターがあることで見栄えも気になりますね。
電気代については後述。
水槽用ヒーターを導入するメリット。
- 植えたい水草に制限がなくなる、
- 水草の根張りが良くなる。
- 生体の調子が良くなる(代謝促進・色揚げ)
- 飼育できる生体の幅が広がる。
などなど。
中にはヒーター無しでも飼育できる生体や水草もありますが、
やはり理想の水草の姿、理想のコンディションとはいかないでしょう。。
アクアリウムをやるなら、ヒーターは導入前提で考えましょう(冬場〜春先くらい?水温25度は維持するように)
【アクアリウム・水草水槽】電気代が安い!?底面パネルヒーター2選。
筆者は一般的な投げ込み型のヒーターは使わずに、
爬虫類等に使う、底面パネルヒーターを使用しています↓
投げ込まなくてもスッキリでき、電気代も大幅に節約できちゃいます!
ちなみに夏場はどうするのかというと、コンセントを抜くだけです^^
肌寒くなってきたらON!!簡単でおすすめです。
みどり商会 ピタリ適温プラス
おすすめNo1!!
こちらは後述する加工を施せばスッキリ隠せます。
おすすめ理由その1:安全性が高い!!
◇温度完全自動制御
高度センサーがすばやく感知、ケース内を自動的にピタリ温度(約25~29℃)(外気温度約5~20℃)に保ちます。
ぴたり適温稼働中は本体の表面温度は42度±5度。
本体がこの程度の温度で水との接触もないので大事故になる事はないと思われます。
筆者は10年以上アクアリウムをやっているので投げ込み式のヒーターで3度事故を経験しましたが、熱帯魚用ヒーターは故障すると本体が数百度という超高温になります。。
空焚き防止機能がついているので水槽全体が沸騰するまではいきませんが、1度茹で上がり全滅の事故が発生してアクリル水槽が変形するというのを経験してます。
おすすめ理由その2:電気代が安い!!
一般的な60cm水槽用ヒーターは160W
(24時間稼働なら月2500〜3000円程度、24時間稼働し続けることはないので実際はおそらく1500円前後といった感じ。)
それに対して、底面ヒーターのピタリ適温は最大サイズで20W程度。
各水槽に対応する底面パネルヒーターのサイズ表と消費電力
- 30㎝~36㎝水槽用(2号 本体:22×25㎝)8W
- 45㎝水槽用(3号 本体:42×22㎝)15W※フラット水槽なら2号でもおk
- 60㎝水槽用(4号 本体:55×25㎝)20W
- 20㎝水槽用(1号 本体:15㎝×18㎝)4W
- 90cmの場合は3号を複数個。
ちなみにボトルアクアにも使える直径9.5cmのピタリ適温もあります↓
月の電気代はなんと50円前後!!
ビバリア マルチパネルヒーター
おすすめNo2は20~30cmの小型水槽におすすめのビバリア マルチパネルヒーター。
ダイアル付きのパネルヒーターですのでサーモスタット不要で、調整しやすい。
夏場も最低温度に設定しておけば寒い日や夜間だけ保温してくれます。
ダイアル部分は隠せないのでそこを気にするかどうか。
20cubeに設置するとこんな感じ↓
サイズと消費電力
サイズ:16cm×16cm
サイズ:24cm×24cm
サイズ:24cm×15cm
熱帯魚・水槽用ヒーターをスッキリ隠す方法。
上で紹介したピタリ適温のパネルヒーターを使います。
遠赤外線により底からジワリと温める床暖式!!
詳しい加工方法はこちらの記事でも紹介しています↓
用意するもの
- ベニヤ板・アクリル板・その他厚さ1mm以上のもの(水槽の底面サイズにカット)
- 水槽マット(ADAガーデンマットを想定)
- 底面パネルヒーター『みどり商会 ピタリ適温プラス』
- 両面テープ(薄いので大丈夫)
加工方法を写真で説明
ピタリ適温はコード接続部分に突起があるのでそのままでは水槽を置けません。
- ベニヤ板を用意して突起部分のサイズに合わせて彫刻刀で削ります(面倒ならくり抜いちゃっても大丈夫だと思います)
- ADAのガーデンマットもくり抜きます。
- ピタリ適温を置く(完)
完成するとこんな感じ↓
スポンジ部分との接地面積が減るので不安な場合は両面テープ等で水槽底面に貼り付けておきましょう。
ミスト式でもこの床暖式にすることで根張りが良くなるのでおすすめです^^↓
おすすめNo1のサーモスタット
自宅ではサーモスタットは特に使わなくても22〜27度くらいに保温されていますが、
温度把握をしたい場合はコスパ的にこちらがおすすめ。
こちらの爬虫類用verもあるのですが、水槽使用なので防水のこちらで。
ピタリ適温であれば最大消費電力20Wなので高価なサーモスタットは不要です。
説明書(pdf) GEX公式より
以上、電気代も安く見た目もスッキリとヒーターを隠す方法でした^^
最後に、パネルヒーターは水温を調整する目的では設計されていないので自己責任でお願いします。
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